今年も阪神芝3,200mで開催される天皇賞春。
菊花賞馬が無類の強さを発揮する当レースですが、一体どの馬が春の盾を手にするのでしょうか。
目次
枠順
枠順が発表されましたが、人気馬が外枠に入りましたね。
地味に穴っぽかったシルヴァーソニックもピンク帽に。これは荒れそうな雰囲気ですね・・・
雨の影響も気になるところです。
年齢別成績
京都時代も含めた過去10年の成績を見ると、4,5歳馬で9勝。
特に5歳馬が圧倒していますね。
今回でいうと、1. アイアンバローズ、9. ヒートオンビート、13. ロバートソンキー、14. ヴァルコス、18. ディープボンドの5頭が該当。
ますます、ディープボンドよ、なぜその枠に入ってしまった・・・
とりあえず1頭1頭見ていきましょうか。
1. アイアンバローズ
中距離重賞で連続2着と好走中。
前走、阪神大賞典ではディープボンドには屈したが、3着以下を完封しての2着。
天皇賞春と同じ阪神内回りで結果を出しており、5歳馬で最内枠。結構面白いですよね。
2. ハーツイストワール
ルメール騎乗ですが、今年のルメールの重賞成績は悲惨です。海外は除く。
まぁ人気馬に乗れていないというのもあります。単純に良い馬が回ってきてませんね。強いお手馬も引退しましたし。
今年のルメールは馬集めに苦労するでしょう。横山武史に馬が集まっているのも大きいですね。
さて、このハーツイストワールですが、基本的にハーツクライ産駒の狙い目は
前走でキツい流れを経験した後のレースで、流れが落ち着き追走が楽になったパターン。
この馬も、そのパターンでの好走が続いています。
まず、昇級初戦でGⅠというのが厳しいですし、前走のペースが遅いということで
相対的に今回のレースの方がペースが厳しくなります。厳しいでしょう。
3. ディバインフォース
人気ほど悪くないんじゃないかと思います。
後ろからの競馬になりそうなので、ディープボンドが早めに仕掛けて差しが決まる展開になれば3着あるかなという感じ。
4. ユーキャンスマイル
流石に年齢的に厳しいかなとは思いますが、適性は合っていると思うんですよね。
最近は全盛期のような脚が使えているわけではないので、そこまで評価はできません。
ただ、この勝負服、そして友道厩舎は何だか不気味です。ピンクカメオも亡くなりましたし。
5. マカオンドール
血統的にも阪神は合いそう、というか戦歴的にも適性は合ってますね。
ただ、器用なタイプではないし、後ろからの競馬になりそうなのはマイナス。
馬場が悪くなるのはプラスかな。何というか、頭はないかなと思ってます。何となく。
6. メロディーレーン
こう見ると、小さい馬なのに結構タフに使われてますね。
流石にここでは敷居が高いと思います。冷静に重賞でだいぶ着差がついていますしね。
7. テーオーロイヤル
この馬の取捨が結構難しいところで、結論としては買うのですが、未知数ではあります。
前走のダイヤモンドSの内容はかなり強く、差しが優勢の流れの中で3番手から押し切って0.4秒差の完勝。
最近は前目からの競馬もできていますし、自在性も増してますね。
でも何でしょう、鞍上的にも頭はないのではという感じです。結構面白い馬だとは思います。
8. クレッシェンドラヴ
タフな馬場は合っていると思います。
ただ年齢的にも、関西遠征も厳しいと思うので、流石に手は出せませんね。
9. ヒートオンビート
堅実さが目立ちますが、4歳馬で池添騎手で友道厩舎。買える要素は意外と揃っています。
長距離への適性は未知数ですが、長距離に強い友道厩舎ですし大丈夫かと。
重馬場適性についても、キングカメハメハ産駒って重馬場に強い馬が多いですし、1勝クラスの阪神の稍重で0.9秒差をつけているように適性はあると思います。
頭候補の1頭です。
10. トーセンカンビーナ
流石にピークは過ぎた感がありますし、必ず後ろからの競馬になる点がネック。
後ろから差してきて、掲示板に入れたら御の字という感じでしょうか。
11. マイネルファンロン
まぁ買わなくて大丈夫だとは思ってますが、不当に人気がないような気がします。
現状13番人気ですからね。
関東馬ですから、今回は買わないです。
12. ハヤヤッコ
前走の日経賞は久しぶりの芝で、かなり良くやったという印象。
元々、かなりズブい馬なので距離が延びるのはプラス。差しに展開が向いて、さてどこまで来れるかという感じでしょうか。
13. ロバートソンキー
まず、GⅠで買いたい鞍上ではないですね。
冷静に考えて、前走3勝クラスで3着ですから、ここでは敷居が高いと思います。
14. ヴァルコス
良くも悪くも善戦マンなんですけどね。
三浦騎手もGⅠでは残念ながら買えない騎手ですよね。
あとは、単純に最近のパフォーマンスが低いです。ここは見送ります。
15. タガノディアマンテ
個人的にはすごく好きな馬です。
何というか未知の魅力がある馬なんですよね。でも適性がどこにあるのかイマイチ掴みきれません。
捲りもできる馬なので、幸騎手がどのように乗るかも見物ですね。今回は見送りたいと思います。
16. タイトルホルダー
さて、想定2番人気のタイトルホルダー。
菊花賞馬がこのレースに出ると、だいたい勝つのですが、さてどうでしょうか。
この馬、「強いな」と思ったのは有馬記念です。大外枠から先行して、0.5秒差の5着。
中山2500mの大外枠はかなり不利ですので、この5着は相当強いと思いました。
最近、楽なペースで逃げたときに結果が出ているので、今回はマークがある程度厳しくなるのではないかと思っています。
買う人は思い切って頭で買うべきではないでしょうかね。私は見送りたいと思います。
17. シルヴァーソニック
この馬も、もう少し内が欲しかったなというのが正直なところ。
雨の影響で内が悪くなっていたら3着を少し考えようかなという感じです。よくも悪くも善戦できる馬なので。
18. ディープボンド
さて1番人気のディープボンド。
当日の馬場を見て、内の馬場が悪くなっているようだったら、この馬で鉄板だと思います。
内が有利な馬場状態だったら、少し考えなければなりませんね。
馬場状態がフェアで、少しタフな馬場であれば軸でいこうと思っています。
このメンバーの中では、タフな馬場の適性は1番だと思います。