今週は真夏のビッグレース「札幌記念」です。
毎年、有力馬がここを始動戦として選び、秋の大一番に向かいます。
今年は、天皇賞春を制した「フィエールマン」、昨年のダービー馬「ワグネリアン」、昨年のグランプリホース「ブラストワンピース」など豪華なメンバーが集まりました。
札幌記念で走る血統とは
札幌記念でとにかく走る血統があります。
それが「キングカメハメハ」です。
ディープインパクトの死を追いかけるように亡くなったキングカメハメハ。
その子どもたちが札幌記念で穴を空けるかもしれません。
まずは、過去の札幌記念を見てみましょう。
2017年 第53回札幌記念
キングカメハメハ産駒が4頭出走し、なんと1,2,3,5着。
内枠のキンカメ産駒で決まるというとんでもないレースになりました。
2015年 第51回札幌記念
この年もキングカメハメハ産駒が2頭。
いずれも8番人気、10番人気という低評価を覆し上位に食い込む活躍。
共通して言えるのは、内枠のキングカメハメハ産駒が穴を空けているということ。
これを意識して、今年の出走馬を見ていきます。
2019年の札幌記念のメンバー
実は今年のメンバーでキングカメハメハ産駒は3頭。
クルーガー、ランフォザローゼス、サクラアンプルール。
母父がキングカメハメハなのが3頭。
ブラストワンピース、ステイフーリッシュ、ワグネリアン。
サクラアンプルールは2年前の勝ち馬だが、外枠で年齢的にも厳しいかなと。
やはり狙うなら、クルーガーとランフォザローゼスかな。
ちなみに今回のノーザンファーム天栄調整馬は「ブラストワンピース」「フィエールマン」「ワグネリアン」の3頭。ルメール騎乗のフィエールマンが最右翼だろうが、ブラストワンピースにもしっかり川田を用意してきた。やはりこの3頭は馬券的には注意したい。