今週は、阪神芝2000mで行われるGⅠ「大阪杯」です。
予想する上で少し気になるのが土曜日の雨。これが、どれくらい降るのかによって予想が大きく変わってきます。特に今年の阪神は、例年に比べてタフな馬場コンディションになっている。雨が降ると、よりその傾向が顕著になるので、土曜日の雨量には要注目です。
週中に書いた大阪杯の記事はこちら。
枠順と展開予想
うーん、何とも言えない難しい枠順になりました。
とりあえず、逃げたいキセキは4枠6番という絶好枠に入ったので、スムーズに逃げることができるでしょう。中途半端なペースで逃げる馬ではないので、ある程度離した逃げになるかな。
ペースとしては、少なくとも前半60秒を切るくらいのペースで行って、馬場次第だが、1分59秒前後くらいの決着になると予想。キセキが逃げる展開だと仕掛けは早くなるため、出し切る展開になりそう。内回りだし、ロスなく立ち回れる脚質で、長く良い脚を使える馬を狙いたい。
最終予想は土曜日に挙げるとして、今回は馬場別の狙い馬について。
重い馬場のとき
エポカドーロ
とにかく、この馬は速い上がりが使えない馬で、だいたい好走している時はレースの上がりが35秒前後の時。今回も土曜日に雨が降り、全体時計が2分ぐらいかかる馬場になればチャンスあり。枠順も良く、キセキが引っ張る締まったレース展開も合うだろう。馬場次第で評価が大きく変わる一頭。
ブラストワンピース
ほんとは宝塚記念で狙いたい馬で、有馬記念でのパフォーマンスを考えると力のいる馬場での適性が高いと見た。そもそも馬体重が530キロくらいある馬で、ハービンジャー産駒。馬力型と見るのが普通だろう。もちろん毎日杯で高速馬場にも対応しているが、内回りの2000mが向く馬ではないと思う。馬場が良ければ消したいくらい。
軽い馬場のとき
エアウィンザー
普通の馬場だったら本命候補。なんといってもチャレンジCの内容が優秀で、締まったレースラップを勝ちに行く競馬で圧勝。先行できる脚質、長く良い脚を使えるという、阪神内回り2000mの適性にマッチした馬。前走のコメントを見ても、あまり馬場は悪くない方が良さそう。天気次第だね。
土曜日の傾向を踏まえて、土曜日の夜に馬場状態も含めた最終見解を発表します。