雑記

【桜花賞2019出走予定馬】これを見れば3歳牝馬の勢力図が分かる【賞金・ボーダーライン】

いよいよ、2019年のクラシック競争が始まります。
今回は、3歳牝馬の主な出走予定馬をまとめたいと思います。

まずは、桜花賞の出走予定馬を見ていきます。

 

桜花賞の出走予定馬(賞金順)

※2019.3.21時点

※フラワーC勝ち馬「コントラチェック」はオークスへ。

今年は、ケガで離脱する馬も少なく、割とボーダーラインは高い印象。
やはり、阪神JFの勝ち馬「ダノンファンタジー」や、2着馬「クロノジェネシス」が、桜花賞でも人気の中心でしょうか。

今度は、それぞれの馬を見ていきましょう。

 

ダノンファンタジー

父:ディープインパクト、母父:Not For Sale、生産者:ノーザンファーム

昨年暮れの阪神JFで差し切り勝ちを収め、2歳王者に。今年に入り、桜花賞の最重要トライアル「チューリップ賞」を完勝。圧倒的な主役で、本番「桜花賞」を迎える。最近ではお馴染みになった、中内田&川田のコンビで1冠目を勝ち取ることができるか。

非常に総合力の高い馬だなあという印象。
後ろからでも、前からでも競馬できる自在性が強みで、いろいろな競馬が試せているのは本番に向けても良い材料。意外と自分の型が決まっているというのは強みでもあり、弱みでもあるんだよなあ。メジャーエンブレムとか、揉まれる競馬を経験したことがなくて、本番の桜花賞でぶっ飛んだし。その点、ダノンファンタジーは、阪神JFでは後方からの差し切り勝ち、チューリップ賞では最内枠から先行しての勝利。この自在性は本番でも大きな強みになるだろう。

欠点を挙げるとすると、「折り合いに多少不安がある」「一瞬の切れ味はそこまでない?」ぐらいでしょうか。折り合いに関しては、行きたがるところがあるくらいで、レースには支障がないレベル。瞬発力に関しては、唯一負けた新馬戦を詳しく見ていきましょう。

 

2018年6月3日 新馬戦 東京芝1600m

奇しくも、負けた相手がグランアレグリアという新馬戦。

芝の状態が良い、高速馬場の東京らしいレースラップ。ペースは47.9-45.7で2.1秒のスロー。
まぁスローというよりも、芝の状態が良すぎて、とにかく早いラップが踏める馬場状態だったということがポイント。最後の3ハロンが11.3-11.1-11.2というラップ推移で、レース上がりが33.6秒のところを、2番手のグランアレグリアに33.5秒の脚を使われて完敗。

このレースを見ても分かるように、究極の瞬発力を求められると、グランアレグリアに負けてしまったということで、瞬発力というよりは、長く良い脚が使えるタイプということでいいだろう。おそらく、一瞬の切れ味だけだったら、クロノジェネシスの方が上だと思う。ただ、GⅠレースでは総じてペースが速くなることが多く、究極の瞬発力を問われる展開にはならないと思うので、この馬の主役は揺るがないという想定かな、今のところ。

 

クロノジェネシス

父:バゴ、母父:クロフネ、生産者:ノーザンファーム

阪神JFでは出遅れるも、強烈な末脚を見せ、惜しくも2着。クイーンCでは、持ったままの手ごたえで貫禄の勝利。飛躍を見せる北村友一とともに、クラシック初戦をもぎ取ることができるか。

バゴ産駒で、ここまで走るのも珍しいよね。
まぁそれはさておき、この馬の走り方って結構独特で、脚が長くスラっとしてるにも関わらず、脚の回転が速いタイプ。あとは、この馬たぶん左手前が好きですね。アイビーSやクイーンCを見ても、一番ラップが速い地点で必ず左手前に替えています。もしかしたら、直線で左手前が使える右回りの方が得意なのかもしれません。瞬発力は非凡なものを持っているので、それを生かし切れればGⅠ制覇を見えてくるはず。

暮れのGⅠ阪神JFを振り返ります。

 

2018年12月9日 阪神JF(GⅠ) 阪神芝1600m

後ろから2頭目のポジションから33.9秒の上がりを使うも、届かずの2着に敗れたレース。
このレース、クロノジェネシスが大きく出遅れた印象のレースですが、実はパトロールビデオを見ると、結構な不利を受けたレースでもありました。パトロールビデオを見るとよくわかるのですが、スタート直後に隣のタニノミッションが大きくヨレてきて、クロノジェネシスの進路を塞いでいることが分かります。確かに、クロノジェネシスが少し出遅れたことで、そのスペースにタニノミッションがヨレてきたこともあるのですが、完全に進路を塞がれた影響は大きかったと思います。他のレースを見ると、そこまで極端にスタートが悪い馬でもないので、特にスタートに不安はないと思います。むしろ、不利を受けて出遅れて勝ち馬と0.1秒差なら逆転も十分あるでしょう。

この馬の強みは瞬間的な切れ味で、おそらく10秒台のラップを踏める馬だと確信しています。アイビーSを見ても、ラスト2ハロン目の11.0秒ラップで先行馬を差しているように、瞬間的な切れ味は世代でもトップクラス。切れ味勝負なら、この馬が急浮上してくるでしょう。

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