今週のWIN5はキャリーオーバーで熱い!
ということで、改めてWIN5の対象となるコース、レースを分析していきます。
まずは、東風SとアネモネSの舞台となる「中山芝1600m」から。
コース形態
中山芝1600mは、内枠が有利だとよく言われますが、そこまで内がずば抜けて良いという訳でもありません。まぁ外よりは内の方が良いのは確か。これは枠順の時にお話しします。
コース形態を見て感じる中山芝1600mの特徴は「スタート後すぐコーナーがある」「起伏が平坦→下り→上りの順」であることですかね。
この特徴を踏まえて、傾向を見ていきます。
※この後紹介するデータは、過去3年の中山芝1600mのデータです。
枠順
実はそこまで傾向はありません。脚質によりますね。
パトロールビデオを見る限り、先行する馬は6枠までに入った方が良いと、個人的に思いますね。
中山芝1600mのスタート直後を見てみましょう。
ちょうど、11番と12番がゲートの区切り?境目にあたります。
どうでもいいんですが、この区切り目が大きい影響を与えると思うのは私だけでしょうか。結構、スタート後の不利って多いし、与える影響も大きいんですよね。例えば、昨年の天皇賞秋のスワーヴリチャードとか。
単純に、11番と12番の馬は間が空いているので、不利を受けにくいと考えています。
それはさておき、コース形態的に、先行するなら11番までに入りたいところですかね。
脚質
これには、明確な傾向があり、前に行けることが強みになります。
当然、上がりもある程度必要なので、前でしぶとい脚を使える馬が、この舞台に向いている馬と言えるでしょう。それは、この後紹介する血統にも表れています。
血統
ディープインパクトが上位なのは仕方ないとして、ダイワメジャーや、マツリダゴッホ、スクリーンヒーローなど、ズブい血統が活躍している舞台でもあります。
スパッと切れる脚というよりは、前からしぶとい脚が繰り出せるというところがポイントですね。
馬体重
割と綺麗に、体重が重くなるほど成績が良くなる傾向ですね。
これは、ダートにも見られる傾向で、やはりキレよりもパワーが求められるということでしょう。
これを踏まえて、次の記事では各レースごとに注目馬を紹介していきます。