重賞回顧

またジェネラーレウーノのラップが酷い件について

また、田辺さんがやってくれましたよ・・・
なんとなくステイインシアトルが逃げた時点で嫌な予感はしてたんだけど、ラップ見てやっぱりなと。

 

まずはAJCCの結果を見てみましょう。

 

 

ペースが49.3-46.3で3秒のドスロー。
そもそも、ステイインシアトルはスローで結果を出している馬なので、この逃げは分かる。

問題はジェネラーレウーノ田辺、あなたですよ。

今まで、ジェネラーレウーノは33秒台を一度も出したことがない馬。切れる脚が使えないことぐらい誰でも分かっている。そして、菊花賞であれだけ言われたはずなのに、またこのレースラップ・・・マジですか・・・

 

菊花賞の時に書いた記事はこちら→https://birdstrike.work/post-451/

 

菊花賞の時に、同馬主のエタリオウに向いた流れを作ったんじゃないかと予測して、納得したわけですが、今回のAJCCを見ると、それも違うなと。これ、単純に田辺はペースが分かってないだけだわ。正直、ジェネラーレウーノの良さをまったく生かせていない騎乗なので、批判が来て当然だと思う。

田辺は中山の乗り方が上手いが、よく見れば、大体が大外ぶん回しがハマっているだけ。中山以外ではあまり結果も出ていないしね。

 

次に、勝ったシャケトラと、フィエールマンの評価を。

1着シャケトラ

ここで勝ちますか~というのが率直な感想。
元々、力のある馬で、日経賞や、一昨年の有馬記念でも本命にした馬。
さすがに休み明けは厳しいと思っていたのだが、やはりノーザンは仕上げてくるわ。
冷静に考えれば、調教もすごい時計が出ていたし、ノーザンが仕上げて出さないわけがないよね。反省。
しかし、この中山の舞台設定も合っていたのも確かで、マンハッタンカフェ産駒の非根幹距離は合うんでしょうね。日経賞でのパフォーマンスも圧巻でしたしね。今後もこのような条件なら期待できるでしょう。

 

2着フィエールマン

まぁ、このレースラップなら、そりゃ来るよなと。
まだこのレースをもって、長い脚が使えるとは言えないかなあ。驚異的な瞬発力があるのは確かなので、使う条件をよく見て取捨していきたい。
馬群を割れるのが、この馬の良いところなので、その点は今回も良かったと思う。

 

結局、迷ったときはスローに振れる方に賭けた方が良いのかもしれない。
ダンビュライトもこの流れなら仕方ないよなあ。
ジェネラーレウーノと違い、ダンビュライトはスタートが安定しないから、レースを作れないところが難しいねえ。なかなか馬券的に手を出しづらい一頭になってしまったね。

 

関連記事

  1. 重賞回顧

    【2019高松宮記念】ミスターメロディ初の1200mでGⅠ制覇【波乱決着】

    高松宮記念を制したのは、初の1200m挑戦のミスターメロディでした。…

  2. 重賞回顧

    シンザン記念&今開催の京都と中山の分析

    シンザン記念を振り返ります。ペースは47.3-…

  3. 重賞回顧

    2018菊花賞のペースがやばい

    少し汚いタイトルになってしまいましたが、感じたことを書きたいと思います…

  4. 重賞回顧

    【2019阪神大賞典】ロードヴァンドールの粘り腰【長距離適性は?】

    阪神大賞典が終わりました。勝ったシャケトラは能力の違いで勝ち切りました…

  5. 重賞回顧

    アルゼンチン共和国杯(GⅡ)回顧

    今日の東京のレースを見てて思ったのだが、関東の騎手のペース配分酷すぎな…

  6. 重賞回顧

    【2019重賞回顧】新潟記念、小倉2歳ステークス

    新潟記念と小倉2歳ステークスの回顧を少し。レイエンダの惨敗っぷりを…

  1. 雑記

    【2019桜花賞・皐月賞】グランアレグリア、サートゥルナーリアに見るノーザンファ…
  2. 重賞予想

    2018年9月29日 スプリンターズステークス(GⅠ)
  3. 重賞

    2018年10月2日 阪神6Rダート1400m回顧
  4. 雑記

    【再び来日!】昨年のダミアン・レーンの成績を振り返る【オーストラリア出身】
  5. 重賞回顧

    【2019阪神大賞典】ロードヴァンドールの粘り腰【長距離適性は?】
PAGE TOP