2019年、最初の3歳重賞。シンザン記念。
去年のアーモンドアイ、古くはミッキーアイル、ジェンティルドンナなど出世レースとして有名ですね。
今年は、どんな出世馬が出てくるのでしょうか。出走馬解説をしていきたいと思います。
※クリノガウディーは回避が発表されました。
アントリューズ
ロードカナロア産駒で、母系がアメリカ血統。
未勝利、500万と2連勝中だが、レースを見ると、最後の直線で途中右手前に替えているのがわかる。
川田騎手騎乗予定で人気が想定されるが、少し距離が長いのではないかと考えている。
母系もアメリカ血統なので、人気なら少し疑いたい。
ゴータイミング
何とも、つかみどころのない馬。
新馬戦では重馬場をしぶとく抜け出し勝利。2着サトノルークス、3着マイネルウィルトスも、ある程度強い馬なので、力のいる馬場でいいところを見せた。
前走に関しては内が有利な馬場状態で、大外枠で途中から先行し惨敗。結果的に後ろにいた馬が上位を占めているレースなので、ある程度仕方ないかなと。
キーファーズの武豊って何か信頼できないんだよなあ。ちょっと様子を見たい。
シャドウエンペラー
ジャスタウェイ産駒の当馬。
いまのところ買いたい要素は見当たらない。
ドナウデルタ
父ロードカナロア、母ドナウブルーという血統。
兄弟のイシュトヴァーンがダートで活躍しているように、意外と力のいる馬場が良いのではという印象。
実際、未勝利戦を重馬場で勝利しているが、ぬかるんだ馬場を苦にせず走っているのが分かる。
ただ、いかんせん馬体重が減り続けているのが気がかり。
ハッピーアワー
走り方が、ちょこまかしていて、道悪が上手そうなイメージ。
まぁそれでも前走33.6秒の脚が使えているし、人気しないなら紐で狙いたい。
パッシングスルー
父ルーラーシップ、母父クロフネという血統。
新馬戦は強い内容で、個人的に、2着のワイドファラオという馬が良い走りをする馬だと思っているので、そのワイドファラオ、3着のメッシーナが内を立ち回る中、外を回って33.5秒の脚を使い勝利。
着差よりも強いなと思わせる内容だった。
牝馬の関東馬で輸送をこなせるかどうかが一番の課題だが、それを克服できれば勝利が見えてくる。
美浦のノーザンファーム馬なので、その辺の調整には期待したい。
母父クロフネだし、早い段階での活躍も期待できる。個人的に期待している一頭。
ファタリテ
ローテ的にも狙いにくいかな。
マイネルフラップ
前走、千両賞であっと言わせた当馬。ある意味、こいつのおかげでWIN5がキャリーオーバになった張本人と言える(笑)
この馬、父ヴィクトワールピサで、母系がアメリカ血統。母親もダートを走っていた馬で、ヴィクトワールピサの父親がネオユニヴァースだが、このネオユニヴァースは重馬場の鬼で、産駒もダートで活躍する馬も多い。そして、このマイネルフラップも重馬場、稍重馬場で結果を出している。実に分かりやすい。
よほどの雨が降らなければ、この馬を狙う必要はないだろう。
ミッキーブリランテ
この馬も何とも言えないんだよなあ。
走り方を見ると、一歩一歩が小さく、道悪が上手そうなイメージ。
ただ、無難なレースセンスを見せているので、馬券的には外せないかな。
ヴァルディゼール
言いにくい名前だなあ。全体的に出走馬を見てみると、この馬も馬券的には外せないかな。
個人的には頭の高い走り方で、あまり好きな走り方ではない。
頭は高いが、バネのある走り方はできる馬という感じかな。