2018年、中央競馬が幕を閉じました。
武豊の4000勝や、ルメールの最多勝記録更新など、今年も話題が尽きない1年でした。
この記事では、今年の感想と、個人的な来年の予想スタイル、このサイトの方向性についてお話していきます。
今年の感想
私自身、今まで、過去のデータを研究して予想を組み立てていたのですが、今年はどうも成績が上がらない年でした。データ派の人は同じ感想を持たれているのではないでしょうか。それもそのはずです、データクラッシャーな1年だったからです。ズバリ原因は、ノーザンファーム天栄を中心とした関東馬の躍進です。
例えば、有馬記念。過去10年で連対馬の内訳が関西馬19頭、関東馬1頭。
今年は、勝ったブラストワンピース、2着レイデオロともに関東馬です。過去10年で、連対馬20頭のうち19頭が関西馬だったのが、今年は連対馬がともに関東馬。
秋のGⅠを振り返ってみても、秋華賞アーモンドアイ、菊花賞フィエールマン、天皇賞秋レイデオロ、マイルCSステルヴィオ、JCアーモンドアイ、有馬記念ブラストワンピースと関東馬がズラリ。
今まで、競馬界は“西高東低”が当たり前の前提でしたが、この流れは変わりつつあります。それは、紛れもなく「ノーザンファーム天栄」の影響です。西の栗東に負けない調教施設をノーザンファーム天栄が用意したことで、明らかに傾向が変わりつつあります。これは来年以降も気を付けなければなりません。
個人的な来年の予想スタイル、サイトの方向性について
1、ダート戦に着目する
2、血統の勉強に本格的に取り組む
3、前に行ける馬に着目する
1、ダート戦に着目する
ずっと考えていたのですが、明らかに芝よりもダートの方が予想しやすいと思うのです。
そもそも、芝のレースは馬場のバイアス(傾向)が細かい条件で変わってくるため、予想しにくい。
それに比べダートは単純で、時計がかかる(良)か、時計が速い(稍重、重、不良)の2パターンです。
芝のように、内が荒れてきているとか、芝の長さとか基本的には考えなくて良いわけです。
さらに、血統面に関しても、芝で強い血統がダートで人気することも多くあるので、配当が美味しいことがダートでは多い。来年はダートの予想に力を入れていきます。
2、血統の勉強に本格的に取り組む
ダートに着目する上で欠かせないのが血統だと思っています。
簡単にこのサイトでも紹介していきたいと思います。
3、前に行ける馬に着目する
あらゆるデータを見ても、やはり競馬は前に行ける馬が数字が良いことが分かる。
これに関しては、来年中に何かしらの独自指数を出せるようにしたいと思います。
来年は、皆さんに必要とされる情報が発信できるように頑張りたいと思います。
来年もよろしくお願いします。