重賞回顧

2018有馬記念回顧。ブラストワンピース池添謙一。

平成最後の有馬記念。
良いレースでしたね。池添、やっぱりお前は最高だ。

レース結果とラップ

タイムが2.32.2。稍重ながら過去5年で最速。
キセキが逃げる展開で、締まったレースラップ。
各馬、力を出し切った素晴らしいレースだった。
当日の雨で、多少上がりがかかるレースになって、地力が問われるレースになりましたね。

1着 ブラストワンピース

ダービーでも菊花賞でも本命にしていた馬で、もちろん今回の有馬でも上位評価していた馬。
10週連続外国人ジョッキーGⅠ勝利という中、止めたのは池添だった。

スタートやや出遅れから、リカバーして中団外につける。すぐ後ろにレイデオロという形。
結果的に、内より少し外目を回せたのは、馬場的に良かったのではないだろうか。
予想段階でも話していたが、ブラストワンピース自身は、それほど切れる脚を使える馬ではない。
スピードの持続力に長ける馬なので、前々で勝負してほしいと言っていたが、その通りのレースをしてくれた。先に抜け出して、レイデオロの追撃を振り切る。完璧なレースだったと思う。

今年の池添は正直調子が良くなかった。秋華賞で、サラキアが直前でモレイラに乗り替わりになるなど、結果を出さなければ乗り替わりが待っているというプレッシャーもかなりあったと思う。
特に、このブラストワンピースはデビューからずっとコンビを組み続けてきた馬。ダービー、菊花賞と結果を出せず、この有馬記念にかける思いは強かったと思う。人馬一体での勝利。おめでとう。

 

2着 レイデオロ

強いレース内容だったと思う。
12番枠から良いスタートを決めるが、内の様子を見て、ブラストワンピースの後ろにつける。
上がりがかかる馬場状態の中、最後の直線でもしっかり追い込んできている。
正直、馬場が重かった京都記念でのレースが物足りなく、この馬場状態はどうなのかと考えていたが、あの時は休み明け&バルジューということで、まったく気にしなくて大丈夫だろう。
ただ相対的に、ブラストワンピースの方が、このような馬場状態に強かったということだろう。2キロの斤量差も大きかったと思う。
そういう意味で考えると、古馬の中では間違いなく最強馬と言えるだろう。

 

3着 シュヴァルグラン

正直、舐められすぎなオッズ。
もちろん、ピンク枠に入ってかなり競馬的にはきつかったと思う。
6歳馬、外枠という悪条件の中、3着というのはかなり立派だと思う。
引退撤回をしたぐらいだから、調子も良かったのだろう。
この馬は、来年海外を中心に使うそうですが、正直国内専念の方が良いのではと思います。
長距離レースの層はかなり薄いのでね。
ただし、この馬を買うときに気を付けたいのは、多少時計のかかる馬場であるということ。
特に馬場が軽く、上がりが10秒代に突入するようなレースは買わないように気を付けましょう。

 

4着 ミッキーロケット

まぁよく頑張ったと思う。
正直、キセキの作り出す流れが、この馬にとっては少し過酷だったかな。
もう少し、ペースが遅ければ、チャンスはあったと思う。
ただ、騎乗的には、ほぼ完璧なレースをしたと思う。
来年は6歳になって、能力的にはピークを過ぎるだろうが、少しタフな馬場になれば、どこかで穴を開けてくれるはずだ。

 

5着 キセキ

秋4走目、外枠の逃げ馬ということで、正直かなりきつかったと思う。
そんな中で、スタートで少し出遅れ、4コーナー過ぎから逃げる格好に。
それでも淡々としたレースラップを刻み、最後の直線ではあわやという場面を作っての5着。
川田騎手も覚悟を決めた良い逃げだったと思う。
ただ、やはり出遅れてからの中山2500mでの外枠の逃げは、相当きつい。立派な5着だと思う。
レース間隔を空ける馬が多い中、秋の王道路線を盛り上げてくれたキセキには拍手を送りたいと思う。
まだ、来年も5歳ということで、ゆっくり休んで、来年も頑張ってほしい。

 

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