秋華賞、菊花賞、天皇賞秋とGⅠレース3連勝。
今年のGⅠ勝利数は「6」となり、武豊、安藤勝己、池添謙一、M.デムーロと並び最多タイ。
現在、重賞騎乗機会8連続連対中と、まぁどれだけ勝つんだというルメール騎手。
そのルメール騎手の、去年と今年のデータを見ていきたいと思います。
調教師別成績
競馬に詳しい方には有名かもしれませんが、ルメール&藤沢厩舎はとても有名ですね。
藤沢調教師がルメールを乗せる時は仕上げているというサインです。
去年の、藤沢厩舎の騎手別成績を用意しましたのでご覧ください。
なんと、年間44勝のうち、ルメール騎手で34勝。これは大変なことですよw
基本、藤沢厩舎でルメールを乗せることができるのに、乗せていない場合は仕上げていないと考えて大丈夫です。
もう1つ面白いデータがありまして、それがこちら。
藤沢調教師は、トリッキーなコースが嫌いということで有名です。
そもそも、広いコースで伸び伸び走らせることを前提に馬作りしているそうですね。
特に中山コースは、馬に負担がかかることもあり、あまり走らせません。
データにも顕著に表れており、ルメール騎手とのコンビでも成績があまり良くありません。
距離別成績
これは、自分も調べていて「なるほどな」と思ったのですが、よく「長距離は騎手が大事」と言われることがありますね。
長距離のレースは、騎手の駆け引きが問われるので、騎手の手腕が成績に影響を及ぼしやすい。ということです。
ここで、先ほどのデータを見てみると、明らかに距離が伸びた方が成績が良いことが分かります。
ルメール騎手ほどの腕があると、短距離のレースよりも長距離のレースの方が、馬の力を最大限に引き出せるということですね。
また、同様にこのデータを見て思ったのですが、ダートより芝の方が成績が良いです。
まぁ、どちらにしても優秀な成績には変わりませんが(笑)
まとめると、
1、短距離よりも長距離を狙え
2、ダートより芝を狙え
特に、距離別の成績は、実際データで見ると、「なるほど」と思いました。
極端な言い方をすると、短距離レースは、騎手の腕があまり問われないということですね。
つまり、いくらルメールといえど1200mしかないと、どうしようもないということ。
そう思うと、中山ダート1200mで、時々意味が分からない馬が突っ込んでくるのも納得できます。
これからの開催、今回紹介したことを意識して、ルメール騎手を買うことをおススメします。