アーモンドアイ見事に3冠達成。
ペースや位置取りを考えれば、やはり別格ですわ。
ペース分析
ペースは59.6-58.9で+0.7秒のややスロー。
いやー先行馬がこれだけ揃ってて、このペースになるかね・・・
意外とハイペースが予想される時って、こういうことがあるのよね。
ミッキーチャームがスッと先頭に立って、隊列がピタッと決まった感じ。
オスカールビーとか、サヤカチャンといった逃げ候補が、外枠でスタートをうまく切れなかったことも大きかったと思う。
まぁ無理してでも逃げることはできたと思うけど、意味のない逃げをすると、川田くんに後で怒られそうだからね(笑)
いや、冗談で言ってると思われるかもしれないけど、逃げ候補のジョッキーは若手だし、割とありそうで怖い。
ミルコとかも川田くんは怖いって言ってるくらいだしね。
それにしても川田のペース配分は完璧だったね。
前半かなり遅かったが、1000m付近から極端にペースを落とすことなく、後続に脚を使わせつつ、差を広げて直線に入る。
そして、最後まで11秒代のラップをキープ。これで差されたら仕方ないね。見事な騎乗だったと思う。
1着アーモンドアイ
ルメールはインタビューで「直線に向いたときに勝てると思った」と言っていたが、とても見ている方はそんな風に見えなかった。
ミッキーチャームが、ペースが上がらない中うまくコントロールし、しかも後続と差を開いたまま直線を向いていたので、これは・・・と一瞬思ったね。しかもアーモンドアイは、前のラッキーライラックなどの馬の手ごたえが悪く、かなり外を回しての差し切りなので、やはり別格だったという印象。この先、ジャパンカップに出るみたいだが、楽しみだね。
3着カンタービレ
スタートは普通ぐらいだったが、無理をせず中団につける。おそらく武豊的にはペースが速くなると予想していたのだと思う。
最初からこのレースプランは頭にあったんじゃないかな。ただ、思ったよりペースが上がらず、気づけば横にアーモンドアイがいたので、それをマークする形にしたんだと思う。まぁ、アーモンドアイの後ろから行くのを決めた時点で、アーモンドアイより上に来る可能性はなくなったという感じ。ただ、カンタービレが思ったより長く良い脚を使えることが分かったので、今後も注目だね。崩れたのはダービーだけなので、その原因を距離だと考えれば、今後も1800m前後なら活躍できるのでは。
4着サラキア
スタートは、やや出遅れぐらい。今までと比べるといくらかはマシ。
道中は内を進む形で、内から捌いて直線。ジリジリ伸びるも、前との差を詰めれず、アーモンドアイに差され、ゴール前でカンタービレにも差され4着に。うーん、うまく捌いてきたと思うけどね。この馬はスパッと切れる脚はなくて、ジリジリ伸びる感じ。崩れることもないけど、決め手に欠ける感じ。意外と小回りの方が合うんじゃないかな?ただスタートが決まらないのがネック。狙うのが難しい馬になりそう。