秋華賞馬ミッキークイーンも勝利した、忘れな草賞で2勝目を挙げたオールフォーラヴ。
持ち前の基礎スピードを生かすことはできるだろうか。
忘れな草賞
ペースは47.2-49.9で2.7秒のハイペース
基礎スピードが問われ、前半からタフな流れ。
最後は2着馬以下を凌ぎ切った。
ラップを見てもわかるように、明らかに前半のペースが速くタイトな流れ。
後半勝負ではなく、全体的に厳しい流れになったこのレースで結果を出している。
オールフォーラヴにとってはこれがベストレースかなと。
優駿牝馬
ペースは59.6-59-6でミドル。
中団からレースを進めるも、切れる脚が使えず、9着。
基本的に、後半勝負では部が悪いように感じたレースだった。
ローズS
ペースは47.5-45.8で1.7秒のスロー。
このレースもペースが遅く、最後の3ハロン勝負。やはり切れる脚は使えず惨敗となった。
秋華賞に向けて
この馬の特徴としては、前半でペースを引き上げ、後半勝負にしないことで持ち味が出る馬なんだと思う。
そういう意味で言えば秋華賞は、ハイペースになりやすいので、ペース的には合っていると思う。
ただ、秋華賞では、前半のハイペースについていけるだけの基礎スピードに加え、長く良い脚を使う力が求められる。
この馬に関して言えば、基礎スピードは問題ないが、最後の4ハロンで速い脚を使えるイメージはないので、厳しいと思う。
馬場が渋って、上がりが36秒近くかかるレースになれば面白いというところかな。