桜花賞では、最後方から持ったまま全馬を置き去りにし、1冠目。
オークスでは、スタートから先行し、他馬をねじ伏せ2冠を達成したアーモンドアイ。
再び、ぶっつけでの秋華賞となるが、久しぶりの3冠牝馬誕生となるか。
シンザン記念
ペース的には49.0-48.1でややスロー。
中緩みで、L1最速ラップとなっている。
馬場も悪い中で、前が止まらない加速ラップを、後方から突き抜けている。
L2からの伸びは異常で、多少の道悪なら問題ないだろう。
桜花賞
ペースは46.6-46.5でミドルペース。
多少の中緩みがあって、3ハロン勝負。
ラッキーライラックが完璧な競馬で抜け出しているのだが、問答無用で大外からノーステッキで抜け出し圧勝。
多少ペースが上がっても、確かな末脚が使え、直線だけで差を埋めることができる。かなりインパクトのある勝ち方だった。
優駿牝馬
ペースは59.6-59.6でミドルペース。
スタートを5分に決め、中団ぐらいの位置取りを取る。
そのまま直線ではスムーズに反応し、先頭に立つと他馬を寄せ付けず完勝。
桜花賞を直線だけで突き抜けたにも関わらず、戦法を変え、正攻法で勝つあたりがルメール憎しというところか。
距離の壁が不安視されていたが、まったく問題ないレース運びだった。
それどころか、中団につけれる二の足と、最後のスピードの持続力をまざまざと見せつけた。
秋華賞に向けて
正直、隙はほとんどないように見える。
多少ペースが上がっても大丈夫だし、道悪も問題なし。
後方一辺倒の競馬が続いていたが、オークスで、ある程度の位置につけれることも証明した。
あとは下手に内枠で窮屈な競馬になるよりは、中枠から外枠の方がいいのかなと。
1枠とかにならない限りは、この馬の3冠は近いだろう。