重賞予想

【2019天皇賞春】関東馬フィエールマンとグローリーヴェイズが挑む【平成最後のGⅠ】

いよいよ、平成最後のGⅠ「天皇賞・春」です。

今回は、「フィエールマン」と「グローリーヴェイズ」の関東馬2頭に注目しました。
元々、関西でのレースはホームアドバンテージを生かして、関西馬が活躍するのが競馬の基本でした。

それが、去年あたりから関東馬が関西でのGⅠを総なめにするという状況が起きており、競馬の常識は変わりつつあります。

※そういえば、私が好きな阪神タイガースも、ホーム甲子園よりも神宮や横浜スタジアムでの成績の方が良い気が・・・

平成最後のGⅠで、競馬界の常識が変わったことを、この2頭が証明するのでしょうか?

 

実は、天皇賞春での関東馬の成績は悪くない?

一般的に、関東馬は関西GⅠでは成績を残しにくいというのが常識です。
では、過去10年の天皇賞春の関西馬と関東馬の成績を見比べてみましょう。

関西馬の成績

関東馬の成績

勝率は関東馬の方が高いですし、単勝回収率も関東馬の方が高いです。
天皇賞春に関しては、関東馬だから結果が残せないというイメージは捨てましょう。

 

グローリーヴェイズはディープインパクト産駒らしくない?

ひとつ見ていただきたいデータがあります。

これは天皇賞春の種牡馬別成績です。
ディープインパクト産駒は、いまだに勝利がありません。

偶然にも今回出走する関東馬2頭「フィエールマン」と「グローリーヴェイズ」はいずれもディープインパクト産駒。また打ち破らなければならない壁が現れました。

ですが、フィエールマンはともかく、グローリーヴェイズはディープインパクト産駒らしくない一面を持っています。基本的にディープインパクト産駒は、スローペースの切れ味勝負で強さを発揮する馬が多いのですが、グローリーヴェイズは逆の適性を見せているのです。

過去のレースを具体的に見てみましょう。

 

佐渡ステークス(1600万下)

ペースは57.7-58.9で1.2秒のややハイペース。
馬場が軽く、全体時計が速いこともあるが、前半もある程度速いなかで基礎スピードがあることも証明した一戦。前半が流れても、後半で鋭い脚を見せることができたのが、このレースの特徴。

 

日経新春杯(GⅡ)

ペースは58.3-62.4で明らかなハイペース。
途中、出遅れたメイショウテッコンが捲ったことで、乱ペースとなった一戦。

この一戦でも、レース上がりが37.7秒というレースを、上がり2位の脚で差し切り勝ち。
ディープインパクト産駒は、とにかく瞬発力勝負で分が良いイメージだが、この馬は長距離でのタフなレースにしっかり対応できていることが分かる。

 

フィエールマンは未知数な馬

昨年の菊花賞馬のフィエールマン。
だが、長距離適性があるかどうかは、実はまだ半信半疑だ。というのも、勝った菊花賞が長距離適性が求まられるレースではなかったからだ。

菊花賞に関しては、こちらの記事をご覧ください。

 

 

この記事を見ても分かるように、昨年の菊花賞は切れ味だけが求められたレースで、正直まったく長距離適性は求められなかった。では、フィエールマンは厳しいレース展開で鋭い脚が使えないかと言うと、そうでもないと私は思うのです。ラジオNIKKEI賞を詳しく見てみましょう。

 

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

小回りの福島1800mらしく、前半がしっかり流れている。
ペース的には46.3-47.4。最後の1ハロンが11.6秒で、前がペースを落とさずにゴールしているのが分かる。

そんな中で、フィエールマンは最後方から驚異的な追い込みを見せ、2着。前がペースを落としていない中で、これだけ差を詰めているのは素直に凄い。しかも、前半から流れた中で鋭い脚が使えているので、ある程度の基礎スピードを持っていることも分かる。

福島1800mというフィエールマンには向いていないコース形態で、これだけのパフォーマンスが出せたのは、この馬の適性能力の高さを表していると思う。

ただ、長距離適性があるかと言われると、まだ未知数。少なくとも、ある程度の基礎スピードを見せていることは確かだ。

 

天皇賞春に向けて

今回の天皇賞は、小頭数だが展開面で縦長になる可能性が高い。
というのも、逃げ馬がヴォージュとロードヴァンドールで、ヴォージュは是が非でも逃げたい馬。一方、ロードヴァンドールも阪神大賞典で、途中からハナを奪い、強気な逃げで3着に残っている。今回も阪神大賞典のようなレースを横山典弘は仕掛けてくるだろう。今日の青葉賞の逃げも見事だった。

予想ではヴォージュとロードヴァンドールが離して逃げて、ポツンと3番手にメイショウテッコンがいるイメージ。縦長になるイメージだし、枠順の影響は少ないと思われる。

関東馬2頭はジンクスを打ち破り、平成最後の天皇賞も勝ち切るのか注目だ。

関連記事

  1. 重賞予想

    2018年8月12日 第23回 エルムステークス(G3)

    まず出馬表から内枠に先行馬が揃った印象です。&…

  2. 重賞予想

    【2019NHKマイルカップ】人気薄を買うなら差し馬を狙え【ヴィッテルスバッハ】

    どうも。ブラストワンピースの乗り替わりに若干引いているストライクで…

  3. 重賞予想

    有馬記念。買い目最終決定。

    土曜日のレースを確認しました。まず、土曜メイン、有馬記念と同じ条件…

  4. 重賞予想

    朝日杯FS(GⅠ)はグランアレグリア1強なのか?

    阪神JF(GⅠ)でダノンファンタジーが勝利しました。そのダノンファ…

  5. 重賞予想

    【2019宝塚記念】5歳にして本格化したリスグラシュー【雨予報?】

    今週は春のグランプリ「宝塚記念」です。もはや、人気投票に何の意…

  6. 重賞予想

    2018武蔵野S(GⅢ)出走馬分析

    まず、武蔵野Sの過去データで、使えそうなデータを紹介していきます。…

  1. 重賞予想

    【2019中京記念】荒れるハンデ重賞も最近は平穏【出走予定馬分析】
  2. 重賞予想

    2018年9月29日 スプリンターズステークス(GⅠ)
  3. 重賞予想

    2018武蔵野S(GⅢ)出走馬分析
  4. 雑記

    【馬券で生かせる】ピッチ走法の馬とは【得意・不得意な条件】
  5. 重賞予想

    【GⅠ】フェブラリーステークスの予想【出走馬分析】
PAGE TOP