距離短縮を狙え

 

 

距離短縮を狙えというタイトルですが
これは、今井雅宏氏の著書「短縮×逆ショッカー」を元にしています。

これも血統と同じく
私なりに簡単に説明したいと思います。

競走馬は走る距離を知らない

我々、人間は走る前に
今からどれくらいの距離を走るのか認識していますが
競走馬はそれを知りません。

では、何を参考にして走るのかというと
前走のレースの記憶を頼りに走るのです。

単純に考えて
自分が想像している距離よりも
走る距離が短ければラクですよね。

ほんとにただそれだけです。笑

ここに、さらに色んな条件が重なることで好走条件が上がります。
詳しく見ていきましょう。

 

短縮ショッカー

これは前走先行していて
今回、距離短縮で先行するパターンです。

前走、今回より長い距離を先行しているので
今回先行すると最後のひと踏ん張りが効くということです。

 

この短縮ショッカーにおいて大事なことは

・今回と同じ距離、または短い距離で好走経験があること
・疲れが少ないこと
・前走大敗していても問題ないこと

 

代表例を見てみましょう

このコパノリッキー
フェブラリーSを連覇している名馬ですが
1回目のフェブラリーSを16番人気という最低人気で勝利しています。

実はこの裏にも短縮ショッカーが隠れています。

コパノリッキーの前走は
中山1800mで先行し惨敗しています。

そこから距離短縮し
フェブラリーS東京ダート1600mという条件に変わり激走しました。

このように前走で負けていても
この短縮ショッカーは威力を発揮するのがポイントです。

 

 

短縮逆ショッカー

これは前走先行できなかった馬が
今回、距離短縮し先行するパターンです。

これは何らかの理由で前走先行できなかった馬が
今回、距離短縮し先行することで粘り込むというパターン

この短縮逆ショッカーで大事なことは

・過去に先行して好走したことがある
・距離短縮での好走経験がある
・レースがスローになると予想される
・当該距離より短い距離で先行したことがある

では、代表例を見ましょう

このエルフィンコーブという馬
距離短縮を度々決めています。

例えば
2016年12月11日 前走東京1400mから短縮成功
2017年7月23日 前走東京1400mから短縮成功

このいずれもが
前走後方から差し届かなかったのが
次走で先行し、好走しているのです。

 

このように、短縮を度々成功させている馬がいれば
チェックしておいた方がいいですね。

 

そして、
この短縮理論に他の様々な知識を組み合わせれば
さらに確率は上がります。

 

それは、また記事の中でご紹介していきます。

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