正直、
私は血統についてはまったくの素人です。
そんな私が、何冊か血統の本を読み
普段意識していることを簡単に紹介したいと思います。
血統は大きく分けて3種類
血統は大きく分けて、
欧州型・日本型・米国型に分けられます。
欧州型
ハービンジャーなどが代表的種牡馬でしょうか。
ヨーロッパではタフな芝の中長距離戦がメインです。
ヨーロッパの競馬場は、
元が山や丘の所を、無理やり競馬場にしたところもあるらしく
(勝利の条件 著ミルコ・デムーロ×クリストフ・ルメールより)
相当タフさが求められます。
凱旋門賞などを見ても明らかですね。
つまり、欧州型血統の特徴は
「馬力、持久力の豊富さ」にあります。
道悪などの条件になるとハマるということですね。
日本型
日本型の特徴はなんといっても「瞬発力の高さ」にあります。
日本競馬は、いかにスローで脚を溜めて
直線で残っている脚を爆発させるかに特化しています。
ディープインパクトを見れば明らかですね。
つまり、
スローが予想され、
直線だけの競馬が見込まれるような場合に
能力を発揮できるということです。
米国型
Tapit、クロフネ、サウスヴィグラスなど
が代表的種牡馬でしょうか。
とにかくアメリカは
小回り平坦ダートコースが主流です。
そのため、求められる能力は
スタートしてからトップスピードまで引き上げられる”加速力”、
ゴールまでそのまま行き切る”持続力”です。
つまり、米国型の特徴は「スピードの持続力の高さ」です。
もちろん
各種牡馬ごとの特徴は様々ありますので
それについては記事の中で話していきたいと思います。