ユニコーンSは3番人気「ワイドファラオ」が勝利しました。
この馬、個人的に新馬戦から追い続けている馬なので記事を書こうと思います。
まずは、ユニコーンSの回顧から。
ユニコーンSの結果とラップ
馬場が重だったこともあったのか、ペースが予想よりも流れた。
ペースは45.8-49.7で3.9秒のハイペース。
そもそも、ワイドファラオは初ダートだったので、砂を被りたくなかったはず。
それが最内枠からの逃げになるので、ある程度ペースは上がると踏んでいたが、それを上回るペースになったかな。
東京のダート1600mで最内枠というのは相当不利なので、この条件を克服して勝利したワイドファラオは相当強いぞと。
まぁ今回は重馬場ということで、少し枠の有利不利の状況は違ったのかもしれないが。
各馬の分析へ。
1着 ワイドファラオ
この馬は初めにも述べたように、新馬戦を見て「おっ」と思った馬。
というのも、脚の運び方がすごく綺麗だったから。跳びも大きく、どちらかと言うと掻き込むような走りなので、ダートは合うだろうなと思っていた。ヘニーヒューズ産駒だしね。でも、今回は最内枠でリスクが大きいと思って評価を落としてました。
今回のユニコーンSはどちらかというと馬場状態も含めて、1800寄りというよりは1400寄りのレースになったと思う。
そんな中で、このワイドファラオはスタートのセンスも良く、すんなりハナを切れたので砂を被ることも結果的になかった。各馬が差してくる前にレースを終わらせたというイメージかな。ざっくり言うと。
ゴール前でデュープロセスに並ばれたが、そこからもう一伸びしていたように勝負根性も良いものを持っているし、これからもマイル以下で活躍できるだろう。走法的にマイル以上は厳しいかな。
2着 デュープロセス
先ほども触れたが、ユニコーンSがどちらかと言うと1400寄りのレースになったと思うので、この馬が台頭したんだと思う。たぶん1800寄りの競馬になれば上位には来れていないだろうなと。
この馬はワイドファラオと違い、脚の回転の速さで走るタイプ。
タフな馬場よりは、脚抜きの良い馬場の方が良いタイプと見る。
良いレースができていたと思うし、1600m以下の距離ならいい勝負ができるんじゃないかな。
7着 デアフルーグ
この馬が上位に来れなかったということが、1400寄りのレースになったことを証明していると思う。
そもそも、新馬から3戦連続中山1800mを使っている時点で陣営側も分かっていたのだと思う。
今回に関しては、単純に前半のスピードについていけなかったのだと思う。
能力はある馬なので、タフなレースになれば活躍できると思う。