明日は牝馬の2歳GⅠ「阪神ジュベナイルフィリーズ」です。
どうでもいいですけど、juvenile(ジュベナイル)が少年、少女のという意味ですね。
このレースのおかげで英単語の意味を覚えることができました。
さて、今回の阪神JFですが、1つ特徴があります。
それは、ノーザンファーム生産馬が3頭しかいないということです。
ノーザンファームは今年のGⅠもほぼ総なめのような形で、特に大きなレースでいわゆる王道のレースはノーザンファーム生産馬抜きで馬券を組むことは自殺行為と言えます。
そんな中で、ノーザンファーム生産馬が3頭しかいないということは何を意味しているのでしょうか。1つ理由としてあるのが、最近の傾向で、暮れの2歳GⅠを勝った馬のクラシックの成績があまりよろしくないということが挙げられます。アーモンドアイのように、シンザン記念から桜花賞といった具合で2歳GⅠを使わずにクラシック戦線に乗せてくるというのが、最近のノーザンファームのトレンドと言えます。
阪神JFでノーザンファームに関する面白いデータがありましたのでご紹介いたします。
阪神JFでのノーザンファーム生産馬成績
まず、阪神JFの過去10年の生産牧場別成績がこちら。
ノーザンファームと社台で圧倒しています。
では、ノーザンファーム生産馬を詳しく見てみましょう。ノーザンファーム生産馬の前走着順別成績です。
すごい数字が出ました(笑)
前走クラスに関係なく、ノーザンファーム生産馬で前走1,2着馬が7-6-2-16という成績。これはすごい。さらに、前走から乗り替わりがあるかないかで成績がどう違うか見てみましょう。
乗り替わりなしであれば、6-4-0-7と連対率がすごいことに。
ちなみに、今回ノーザンファーム生産馬で前走1、2着で乗り替わりなしの馬は「リアアメリア、レシステンシア」の2頭です。この2頭の走りには注目ですね。