昨年の有馬記念をリスグラシューで制した「D.レーン」が日本にやってきます。
最近、よく似た外国人がいっぱい来るので、違いが分からないという方も多いと思います。
今回は、レーン騎手について調べてみました。
ダミアン・レーンとは
1994年2月6日生まれの26歳。
父が調教師、母も元調教師という競馬一家の元で生まれる。
日本では、ノームコアでヴィクトリアマイル、リスグラシューで宝塚記念、有馬記念を制覇。
身元引受調教師は堀調教師、契約馬主は吉田和美。
昨年の成績
まず、目に入るのが単勝回収率、複勝回収率が100を超えているという点。
普通、外国人騎手は過剰人気になるので、これで回収率がここまで良いということは相当すごい。
ちなみに芝、ダートともに成績優秀。
まぁしいて言えば、ノーザンファームの御加護がありますので、芝の方がさらに優秀。
続いて、生産者別成績。まずは芝だけの成績。
ノーザンファームで19勝。その他を見ても社台系やゴドルフィンでしか勝っていません。
中小牧場の生産馬に乗っているときは注意。
続いてダート。
ノーザンファーム生産馬はもちろん、中小牧場生産馬でも勝ち鞍が確認できます。
ダートならノーザンファーム生産馬以外でもOK。
続いて距離別成績。まずは芝から。
うん、万遍無く素晴らしい。しいて言うと、1600mと2000mあたりに良績が集中しています。
やはりノーザンファーム生産馬に乗ることが多いので、このあたりの所謂根幹距離を走る馬が多いのでしょう。
逆に、非根幹距離の1800mでは連対すらなし。ノーザンファームの馬の特徴が良くわかります。
続いてダート。
こちらは、何となく距離が伸びた方が良い感じ。
一度、ルメール騎手の考察記事でも書きましたが、上手い騎手というのは基本的に長い距離でパフォーマンスを発揮します。
中山ダート1200mなんて、スタート出して後は押すだけみたいなレースですしね。あまり騎手の腕が問われるようなレースにはなりません。
ルメール騎手の記事はこちら。
次に調教師別成績。
上位はズラッと、ノーザンファーム御用達調教師が並びます。
特に堀厩舎での勝ち鞍が目立ちますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめとしては「ノーザンファーム生産馬に乗ることが多いので、どちらかというと芝」「短距離より長距離」
という感じですかね。
個人的にはノーザンファーム生産馬に多く乗るということは、良馬場で狙いたい騎手だと思っているので、今週はどうかなあと思っております。