2020年のヴィクトリアマイルは、アーモンドアイの圧勝でした。
持ったまま、まさに圧勝。府中でのアーモンドアイはまさに無敵の走りでした。
ここでは、あと何戦するか分かりませんが、次にアーモンドアイが負けるレースを予想したいと思います。
まずは、今回のヴィクトリアマイルを軽く振り返ります。
2020年5月17日 第15回ヴィクトリアマイル(GⅠ)
ペースが34.2-33.9でほぼ平均ペース。
直前にセラピアが回避したので、思ったよりペースが落ち着いた印象ですね。
アーモンドアイはスタートもしっかり出て先行し、持ったまま32.9秒の脚。何も言うことがありません。
ラヴズオンリーユーは、さすがにマイルは忙しかったですね。
そもそも、ヴィクトリアマイルであったり、安田記念というのは中距離馬が出て負けるというのは定番ですね。
最近だと、ミッキークイーンや、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルト、スワーヴリチャードなどなど。
兄にリアルスティールがいる血統なので、適距離は1800m~2400mぐらいでしょうか。
今回のヴィクトリアマイルのように、追走が忙しくなってタメが利かないレースはまったく合わないですね。
血統的に成長もあまり見込めないですし、毎日王冠ぐらいで復活できればというところでしょうか。
では、アーモンドアイの話へ。
アーモンドアイが次に負けるのはズバリ・・・
アーモンドアイがあと何走するのか分かりませんが、私は今年で引退するかと思っています。
そう考えると、あとアーモンドアイが出走するのも3~4走くらい。
アーモンドアイの過去走で負けたレース、あるいは勝ったものの辛勝だったレースには、ある共通点があります。
それは「小回り&不利があった」という点です。
特に「小回り」という点は要注目。
2着に敗れた新馬戦も新潟1400mの内回り。牝馬3冠の3冠目の秋華賞も勝つには勝ったものの、結構な辛勝でした。
そして、去年の有馬記念。中山2500mという特殊なコースでの敗戦。ここまで来ると、傾向は明らかですね。
アーモンドアイが次に負けるレースはズバリ「グランプリレース」でしょう。
府中では、よっぽどのことがない限り負けないはずです。
もし、宝塚記念、もしくは引退レースに有馬記念も選ぶことがあれば、負ける可能性は高まるでしょう。雨が降れば尚更です。
陣営も恐らくこのことは分かっているので、できるだけ府中コースを中心にレース選択をするでしょう。
この有馬記念の時の記事でも紹介していますが、ドバイに向かうとき、ルメール騎手からの進言で、ドバイシーマクラシック(2410m)からドバイターフ(1800m)へレース選択を切り替えたという経緯があり、距離は2400mよりも、1600m~2000mがベストかと思います。よって、秋の最大目標は天皇賞秋でしょう。
いずれにしても、アーモンドアイの次走が楽しみですね。
個人的には宝塚記念に出たら盛り上がるけどなぁと思っております。馬主だったら出しませんけど。