1月5日(日)の京都金杯の枠順が確定しました。そもそも、前日にならないと枠順が確定しないってどうなの。狙っていたテリトーリアルも、なぜか中山金杯へ向かうようで。まずは、枠順を見てみましょう。
枠順
パッと見て思ったのが、ソーグリッタリングが大外かぁということ。ソーグリッタリングは、ある程度の位置を取りに行く馬なので、この枠はかなり痛い。メイショウショウブも前に行く馬なので、この枠は痛い。というか、ある程度末脚が使えるソーグリッタリングに比べて、メイショウショウブは明らかに前で粘りこむタイプ。メイショウショウブの方がより致命的な枠だと思う。
あとは、明日の馬場傾向次第ですかね。例年のこの時期の京都は内枠前残り天国だったが、ここ2年は外差しが決まっている印象。秋に雨が降り続けて、極悪馬場で開催を続けたときのダメージがずっと残っているという噂もあります。
確かに、去年の京都の芝も東京とかに比べると時計がかかっている印象でした。一応、明日は内有利と見ますが、芝の傾向は見ておくべきでしょう。
内有利の前提で、前回の記事の内容も踏まえて狙っていきたい馬を中心に見ていきます。
テーマは「距離短縮>距離延長、関西馬>関東馬、先行馬>差し馬、4~6歳馬中心」でいきます。
サウンドキアラ
枠順も良いし、ジョッキーもいいし、結構買い材料が多い馬。
過去走見る限り、ピッチ走法で切れる脚というよりは、長く良い脚を使うイメージ。京都外回りの芝1600mでは3走して1着2回、2着1回とパーフェクト連対。そこまで切れるタイプではないと思うので、できれば前目の位置を取ってほしいという中で、松山騎手というのは心強い。内目では買いたい1頭。
オールフォーラヴ
ちょっとムラっぽい面があるが、枠もいいところに入ったし面白い1頭である。
この馬もディープインパクト産駒にしては、めちゃくちゃ切れる脚が使えるというよりは、持久力タイプだと踏んでいる。実際、33秒台の脚を使って切れ味で勝負するタイプではないことが戦績からも分かる。そのことを象徴しているのが3歳時の「忘れな草賞」だ。ちょっとレースラップを見てほしい。
このレース、1000mが58.9というペースで、全体で見ても58.9-61.6とかなりハイペースのレースだと分かる。実際、前にいた馬はほぼ全滅で、差し馬が台頭している。そんな中で、4角3番手のオールフォーラヴが勝っており、厳しい流れの中で結果を出している。3着のゴージャスランチは3勝クラスを勝っている馬だし、レースレベルも悪くない、かなり評価していい内容だと思う。
ただ、京都芝1600mがタフな流れになるかと言われれば微妙で、その辺はマイナスだが、錦ステークスで速いラップを踏み続ける高速決着にも対応しているし、適性の幅は割と広いはず。枠も良いし、狙いたい1頭。
その他の馬
あとは、人気どころの取捨選択。
カテドラル、ダイアトニックはまず差し馬であるという点がマイナス。ダイアトニックは、やっぱり良績が1400mに偏っているところが気になるかな。まぁ来たら仕方ないという感じで買う予定。
あと穴で狙いたいとしたら、ドーヴァー、ストロングタイタン、ブレステイキングあたりかなあ。ドーヴァー、ストロングタイタンは年齢的な面で紐に回そうかなと。ブレステイキングは成績が良い距離短縮馬で、堀厩舎、サンデーレーシング、ノーザンファームなので買い材料は多い。まぁでも京都金杯で勝つというよりは、東京コースとかで活躍するタイプなんじゃないかとは思う。
ソーグリッタリングはやっぱり枠がなあ。紐にせざるを得ない。