さて、2022年最初のGⅠ、フェブラリーステークスです。
2022年に入って、重賞レースでは1番人気が18連敗中ということでワースト記録とのこと。
このフェブラリーステークスはどうなるでしょうか。
枠順
一般的に、東京ダート1600mは芝を長く走れる外枠有利と言われます。
土曜日の夜から日曜日の朝にかけて雨が降る予定なので、それで馬場傾向がどうなるかですね。
しかし、まぁ高齢馬の多いこと。
ダートは高齢馬でも活躍できることが多いですが、それにしてもですね・・・
そして、白毛のソダシも参戦。
クロフネ産駒ということで、東京ダート1600mは合うと思いますが
いかんせん、古馬混合戦のダートGⅠ。さすがに厳しいでしょう。また後で触れます。
では、それぞれの馬を見ていきましょう。
1.テオレーマ
ただいま絶不調のルメール騎手が騎乗します。最内枠です。牝馬です。
買いたくない要素が満載なのですが、こういう人気の時のルメール騎手は逆に怖い・・・
カフェファラオに騎乗することもできたはずなのに、あえてこの馬を選んだというのが、さらに不気味。
とはいえ、戦績を見ても牝馬限定戦での勝ち上がりですし、流石にねぇ。
2.ダイワキャグニー
ダート替わりだった2走前の武蔵野ステークスも、内容はそこまで悪くなかったです。
前走の金杯は粘りこんでの2着。8歳ですが、まだまだ元気なところを見せています。
鞍上が三浦皇成騎手ですので、来ても3着まで、良くて掲示板でしょうか。
3.インティ
こちらも8歳馬ながら、まだまだ元気なインティ。
最近では、先行だけでなく差す競馬もできるようになり、競馬の幅が広がっています。
とはいえ、怒涛の7連勝でフェブラリーステークスを制覇した頃に比べると、全盛期は過ぎた感は否めません。
まぁ今回そんな馬ばっかりなんですけどね。
近走もGⅠで好走していますし、頭はなくても2,3着は割とあるのではないでしょうか。
4.アルクトス
2年連続、フェブラリーステークスで人気し、期待を裏切っているアルクトス。
今年は馬場が軽くなりそうなので、この馬にとっては好材料。
元々、屈指のサウスポーなので、重馬場という好材料を加味してどこまで走れるかという感じですね。
思い切って頭で買っても面白い1頭ですね。
5.レッドルゼル
昨年のフェブラリーステークスは大外枠から内に入れて、外に出して伸びてきての4着。
内しか伸びない特殊な馬場で、この4着はかなり立派かと。
確実な末脚が生かせる馬で、距離も何とか持ちそう。ベストは1400mっぽいが。
今回は内目の枠で、ある程度内でじっとしていて、最後の直線で伸びるという競馬ができれば、一番馬券内は堅そう。
6.カフェファラオ
昨年の勝ち馬カフェファラオ。
普通の考えると、まともならこの馬が勝つと思うのですけどね。
最近の負けは芝だったり、ダート1800mだったり、言い訳は効くレースばかり。昨年もチャンピオンズカップ惨敗からの巻き返しですしね。
ただルメールが乗らないという点と、乗り替わりの福永騎手はもちろん一流騎手ですが、どちらかというと芝で軽い馬を動かすのが上手いイメージ。
ここは、まったく走らないという可能性もある気がします。まさにピンかパーかという感じ。